荒天時にフェリーはどれ位揺れるのか?シルバーフェリー乗船レビュー

シルバーフェリー 子連れ旅行
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どうも、ぽろさつ(@kininari3)です。

我が家は札幌在住ですが、夫婦揃って本州に実家があるので帰省や旅行などの際にフェリーに車も載せて利用することが多いです。

30回以上は乗っていると思います(笑)

フェリーにあまり乗ったことがなかったりすると、荒天時にどれくらい揺れるか心配な方もいらっしゃると思います。

荒天時にフェリーはどれくらい揺れるのか?

最近、実際に荒天時に苫小牧から八戸までのルートでシルバーフェリー(太平洋側を通るフェリー)に乗ったので、その時の様子をお伝えしていきます。 

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荒天を乗ってから知る

今回はシルバープリンセスの1等和室の部屋を取りました。
1等和室 シルバープリンセス

フェリーに乗る際、我が家では天気はそんなに調べません。

とは言っても、冬の日本海は荒れやすさで有名。

さすがに気になるので、冬にフェリーに乗る際はチェックしています。

日本海側ルート(新日本海フェリー)と太平洋側ルート(シルバーフェリー)で、天気予報と波の予報を調べてみて、荒れてなさそう方を選ぶという感じです。

今回乗った時は冬ではないので天気は調べてなく、フェリーに乗船してから船内アナウンスで荒天になりそうだということを知りました。

本日は、荒天により船が揺れることが予想されており、大浴場のご入浴は出港後出来なくなる恐れがあります

乗船して部屋でくつろいでいた時に、こんなニュアンスの船内放送がされました。

マジか・・・

と思い、すぐにネットで調べてみたところ、覚悟をしなくてはいけないような波の予報図が(><)

天気図

青は普通の状態ですが、ピンクなんかはけっこう波が激しい時の表示です。

オレンジに黄色、警告カラーに彩られた海。

これは出港する前に早く風呂に入らなくては

と思い、子供たちを連れて大浴場に向かいました。

大浴場に入って数分で・・・

風呂に入る準備を部屋で済ませ、子供2人連れて大浴場に行ったのですが、、、

行く前の準備と脱衣所で子供たちを脱がせることが思いの外時間がかかり、大浴場で子供たちの身体を洗い出したのは出港寸前。

子供たちの身体を洗ってる最中にフェリーは出港し、早くもゆ〜らゆ〜らと揺れがスタート。

え?まだ出港したてで、この揺れ??

港の近く(港湾内)ってそんなに揺れたりしない印象があったんですが、身体を洗ってる最中にさらに揺れだし、洗い場にいても湯船のお湯が「ざっぱ〜〜ん、ざっぱ〜〜〜ん」と揺さぶられまくってる音が聞こえてくる始末。

すると、船員さんがやってきて風呂のドアを開けて

揺れて危険なので風呂から上がってください

と言い、風呂タイムが終了(笑)

湯船に浸かる間もなく、風呂から出ることになりました(^^;

揺れが本格化

風呂から部屋に戻る頃には揺れが本格化。

手すりにつかまって歩かないと、歩くのも大変な感じの揺れになってきました。

子どもたちを手すりにつかまらせて、子どもたちの手を握って部屋までなんとか到達。

部屋に戻るも座ってると気分が悪くなってくるタイプの揺れだったので、布団をすぐに敷いて寝ることにしました。

布団に横になると気持ち悪くなるのは落ち着いたのものの、背中を通してダイレクトに揺れを感じるようになり、寝るどころではない状態に(^^;

子どもたちも最初のうちは船の揺れを怖がってましたが、長男が早々と睡魔に負けて爆睡(笑)

長男が寝た後に揺れがまた激しくなってきて

「ゆ〜〜らゆ〜〜〜〜〜らどどどーーーーんっっ」

といった感じに海面と船体が激しくぶつかる衝撃が走るようにもなってきて、この衝撃がかなり大きいこともあり長女が怖がってなかなか寝ませんでした。

あの衝撃は大人でもけっこう驚くかもです(^^;

なにかに激しく正面衝突でもしたかのような衝撃なので。

実際に波や海面には衝突してるわけですけども。

1時間くらい娘は寝なかったのですが、怖さよりも眠さが勝ったようでいつの間にか爆睡。

トイレが付いてないタイプの部屋だったので、トイレに行きがてらトイレのとこでもらえるゲロ袋を調達し、自動販売機で水を買って部屋に帰ろうとしたところ、ロビー付近で楽しそうに談笑してるトラックドライバーだと思われる方々が。

船が激揺れの最中なのに、揺れのことなどまったく意に介さない余裕っぷりを見てちょっと安心しました(笑)

部屋に戻ってもあまりにも揺れるので「海面とかさぞ荒ぶってるんだろうな、波ざっぱんざっぱんなんだろうな」と思って窓から海を見てみたところ、想像してたよりもたいしたことない感じでした。

これくらいの海面の様子でも、こんな揺れるのか。揺れても別に怖がるまでもないな。

と気持ち的に楽になると、揺れたり激しい衝撃があっても怖さを感じることはなくなりました。

慣れてくると衝撃がいつ来るかとか、揺れの感じから予測出来るようにもなりました(笑)

「あ〜くるわこれ。ほい、きたー」

と言った感じに(笑)

気持ちに余裕が出てくると眠さが強くなってきて、いつの間にか爆睡してました。

八戸に着く直前には、海はすっかり落ち着きを取り戻しており、ほとんど揺れませんでした。

まとめ

うちの娘が息子よりも揺れを怖がってたのは、おそらく「アナと雪の女王」が大好きだからだと思います。

アナと雪の女王の中で、アナとエルサの両親が乗ってた船が嵐で沈んでしまう場面が出てくるんですね。

この場面を覚えてたので、怖がったんではないかなと(笑)

船沈んじゃうの?

って何回も聞いてきましたからね。

フェリーにトラウマ残っちゃうかなぁとちょっと心配してたんですが、八戸から苫小牧への帰りのフェリーでは全く怖がる様子もなくはしゃぎまくっていたので安心しました(^^)

揺れが激しくても、慣れるものなんだなってのを今回荒天時にフェリーに乗って思いました。

夜発のフェリーだったので、寝ちゃえばOKってのも良かったかもしれません。

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